０歳児クラスは子どもたちが毎日健やかに過ごしていけるよう、一人ひとりの生活リズムを大切にした丁寧で寄り添った保育、そして愛着関係を育む暖かい保育を行っています。お家の方が安心して子どもを預けていただけるよう、安全で豊かな環境づくりにも努めております。私たちは常に育児と仕事を頑張るパパ、ママの味方です。お子さんの可愛らしい成長を共に見守りながら、一緒に子育てを楽しんでいけたらと思っています。

　“自分でやってみたい”と様々なことに興味を持ち始める１歳児。スプーン使いやズボンの着脱、手洗いなど、自分でやろうとする気持ちを大切にして、さり気なく援助しながら、生活習慣が身に付くように関わっています。思いきり体を動かして遊ぶことが好きな子、指先を使ってじっくりと遊ぶことが好きな子、友だちと関わって遊びたい気持ちが出てきた子…と、一人ひとりが違いがある中で、それぞれの気持ちに寄り添い“一緒に遊ぶのって楽しいね” “またやってみたい”という思いを経験できるようにしています。

　天気の良い日には「お外行く～」と元気いっぱいの子どもたち。園庭に出ると「まてまて～」と追いかけっこを楽しんだり、三輪車やボール遊びをするなどたくさん体を動かして遊んでいます。室内ではままごとあそびが大人気！「ごはんできたよ～」とお料理をする真似をしたり「だっこしてあげるね」とお人形のお世話に大忙しです。また、生活面では衣服の着脱や片付けなど一人でできることが増え、“自分で”やろうと頑張っています。うまくできずに怒ったり、時には「やって」と甘えてくることもありますが、さり気なく手伝ったり励ましたりしながら、「できた～！」という喜びに共感しながら見守っているところです。

　幼児組の仲間入りをし、友だちとのかかわりが深まる中で、自分の気持ちを表現しながらのびのびあそびに夢中になるたんぽぽ組。あそびや行事を通して年長組のお兄さん、お姉さんのキラキラした姿を見て憧れを持ち、新しいことにもチャレンジしていきます。また散歩では、北村公園や堤防で思いきり体を動かし、身近な自然に親しむ中で草花や虫との出会いや発見を喜び、豊かな経験を積み重ねながら感性を育んでいきます。

　子どもたちがイメージをふくらませ、好きなあそびを自分で選びじっくり楽しんでいます。友だちと遊ぶ楽しさを感じながら、一緒に考えたり工夫してあそびを展開しています。主体性や社会性が育つこの時期、自分の思うようにならないことで時々ケンカになることもありますが、「お友だち大好き！」な子どもたちだからこそ、心の育ちが大きく感じられます。幼児組で季節ごとの行事を楽しむ異年齢児交流もあり、年上や年下の友だちみんなで遊ぶ楽しさも味わっています。

　保育園で一番大きいお兄さん、お姉さんたちになったことを喜び、「小さい組さんに優しくしてあげよう」「いろいろ教えてあげよう」と小さなお友だちに優しく関わる姿が見られ、憧れの存在になっているようです。
　行事やあそびなど、日々の生活の中で自分たちでアイディアを出したり、考えたりしながら楽しんでいます。子どもたちの主体性や「やってみたい！」という気持ちを育み、友だちと一緒に何かをやり遂げることの楽しさ、葛藤、達成感を味わえるような機会を大切に、就学前の大切な一年を、心豊かに過ごしています。